クレジットカードとのつきあい方(II)
クレジットカードを複数枚持ちたくなる理由は結構多い。
ポイントサービス、付帯保険、その他カード独自のサービスなど、
年会費無料のカードなら費用負担は無いからなおさらである。
ただ、クレジットカードを支払いツールととらえた場合、
請求締め日から銀行口座引き落とし日までの期間の存在、
いわゆる支払いサイトの特性を考えた時系列の考え方が必須だ。
短いカードだと最短一ヶ月をきる一方、長いカードだと二ヶ月超もある。
あんまり考えず使うと、前月と前々月の請求がまとめてくる月が出て、
慌てるはめになったりする。(実話だったりして)
一回払いで手数料無料なら、支払いまでの期間が長いほうがいいと考え方は、
支払いを待ってもらうことが(払うはずの)利子分が儲かる意味では正しい。
しかし、支払いを忘れて後で慌てることが無いように注意が必要だ。
ファイナンシャルプランナー 大森信侍 自己紹介(II)
混乱しないように早めに宣言しておきますが、
大森信侍 は本名ではなく、ファイナンシャルプランナーとしての別名です。
クレジットカードとのつきあい方(I)
お金の話で違和感を感じることの一つに現金主義がある。
現金主義の最大の利点として「手持ちの現金の範囲内で買い物をすれば、
現金が見えないクレジットカード払いより無駄遣いが抑えられる」
としている。手元に現金が無ければ買わないことによる節約効果は認めるが、
あえて異議を唱えたい。
異議1・光熱費、通信費など後払いの扱いが難しい
現金主義は持っている現金の範囲内で買い物するはずが、
持っていても使えない現金を別管理する必要が出てくる。
異議2・自分のお金を時系列でとらえることを避ける意図が見える
借金が怖いのは分かるし、見えないものにひどい目に遭う危険を避ける点で、
現金主義は優秀だが、生活の安定には視野が狭い。
日々の生活では収入を見込み、先月の支払いを準備することで生活の安定を図っている。
はっきり見えないから見ないでなく、
はっきり見えないから見つめる態度がより望ましいのではないだろうか。
ファイナンシャルプランナー 大森信侍 自己紹介
初めまして、大森信侍(おおもりしんじ)と申します。
ファイナンシャルプランナーとしては新人で、AFP取得を目指して勉強中です。
これから役に立つことを書いていきますのでよろしくお願いします。