為替の逆襲には気をつけて
Yahooニュース記事に勝手にダメ出し行きます。
論旨を三行にまとめると、以下のようになる
投資初心者も外国株投資するべき
世界ランク1位でなければ投資すべきでは無い
企業規模が大きい方が長期的、安定的投資先である
では、それぞれにつっこみを入れていきましょう。
まず、「投資初心者も外国株投資するべき」から。
突っ込みとしては、
・言葉の壁、法制度の違いの理解が必要で、国内株以上に投資先の判断が難しい。
(個別株投資でなくインデックス投資なら回避可能)
・日本の証券会社から買うと、為替リスクは回避不能。
原則、円に両替しなくては利益を受け取れないし、
ドルのまま受け取っても、日本にはドル価格で買い物できる小売店は少ない。
(課税時も円換算で計算される)
次に、「世界ランク1位でなければ投資すべきでは無い」
同意点としては、
・世界ランク1位企業なら、報道されること多く、日本からでも判断しやすい。
一方、突っ込みどころとしては
・世界ランク1位を理由に買った企業が世界ランク2位以下になったら、
売るのか、売らないのか。まさか、想定外では無いですよね。
最後に、「企業規模が大きい方が長期的、安定的投資先である」
突っ込みとしては
・企業規模と株価は連動するのでしょうか。
これまで安定してきたことは分かりますが、今後は大丈夫な理由はあるのですか。
海外投資に関してはいろいろな意見があるが、
個人的には、為替リスクを強調しておきたいので、以下の
為替リスクの軽視がもたらした事件のレポートを読んでみて欲しい。
外貨建て住宅ローンに苦しむハンガリー
http://www.iima.or.jp/Docs/newsletter/2011/NLNo_22_j.pdf
為替リスク、馬鹿にしてはいけないよ!!
クレジットカードは家計管理に使える
著名FPの記事に勝手にダメ出しする、好評?のコバンザメ記事行きます。
記事の提案内容を簡潔にまとめると
クレジットカード利用時に行うべき事が有る(もちろん1回払い前提)
1.請求明細まで確認。請求総額だけで終わりにしない。
2.WEB請求書だけでは駄目。紙の請求書を活用する。
3.公共料金はカード払いにしない。
私のクレジットカードへの姿勢は
「借り方の勉強になり、振り返りの機能が強力なので、日常的に使うべき」です。
社会生活を送る以上、日常的に貸し借りは発生していますが、意識的にコントロール出来る場面は意外と少ないと思います。無料で借りて返せるクレジットカード払いは、
一度は付き合ってみていいサービスだと考えています。
さて、提案内容に移っていきます。
1.請求明細まで確認。請求総額だけで終わりにしない。
非常に同意する提案です。付け加えるなら、利用店が集中しているのが分かったなら、店舗独自のポイントサービスの活用や、プリペイドカードなどの前払いを検討する際に役立つでしょう。
2.WEB請求書だけでは駄目。紙の請求書を活用する。
私は同意できないですね。理由は紙の請求書の管理が難しいことと、請求書だけ保存しても利用内容が残らないので、振り返りの効果が半減するからです。
記事にある前年同月の振り返りを行うのであれば、レシートなどの明細書保存が本来すべきことであり、クレジットカード請求書は保存漏れが発生した場合の補助的資料とすべきでしょう。
3.公共料金はカード払いにしない。
現状では同意せざるを得ません。カード手数料支払い者負担、ポイントで相殺できるかもの状況では、カード払いのメリットは皆無です。利用促進が善の私企業と異なり、利用抑制の料金制度をとる電気ガス水道では、手数料負担ゼロ、ポイント対象外がせいぜいという感じでしょうか。
(なお、記事の電気代の見直しはカード払いとはほぼ無関係ですね)
非常に同意する提案です。子供の使い込みを誘発する点からもファミリーではやめておくほうがよいでしょう。付け加えるなら、クレジットカード払いのチャージは活用をお勧めしたいです。ポイントが付かない場合もありますが、明細書に記録が残り振り返ることができるのでお勧めです。急遽必要になってチャージした後、使途不明金になることもありがちですしね。
みなさんんも、
カードの利用は計画的に、利用して、振り返りをして、家計改善してみてください。
暗号通貨は気になるけど、買う気にはならない方、採掘を体験しませんか。
最近、特に価格上昇がニュースになるビットコインを代表とする暗号通貨。
暗号通貨を手に入れるには大きく二つの方法があります。
・取引所で購入
・コンピューティング(≒PCを使って)で採掘で分配を受ける
取引所での購入は当然お金がかかります。
そこで、採掘です。
と言っても、キーボード操作必須のCUIでは取っつきにくいですよね。
そこで見つけたのが、MinerGateです。
GUI完備で、WIN&MAC&Linux対応で、暗号通貨が採掘できます。
採掘開始までの手順については、こちらのサイトが詳しいです。
初心者にオススメしたいマイニングツール『MinerGate』でETCをマイニング - デジモノ達人
二点注意事項があります。
一点目は、ビットコインは掘れません。掘った暗号通貨をビットコインと交換する事で得られますが、手数料などが取られます。
二点目は、暗号通貨の採掘はPCを激しく動かすので電気代がかさみます。それでいてあまり暗号通貨を掘る効率は良くありません。(高価な専用機が有るようです)電気代がかさむと、売却益が出ない場合もあります。
まずは手持ちのPCで試してみて、暗号通貨について理解を深めてもらえるとうれしいですね。
2021/12/27追記
MinerGateをwindows10にインストールする場合は、管理者権限でインストールしないと、マイニングが継続せず止まります。注意です。
タイトル倒れならまだしも…
読者はすべからく節税意識高いとお考えの筆者のようで。
記事を要約すると、
・国民年金は振込用紙による振込みと、口座振替による支払いが可能
・割引額から行くと「前納<毎月払い」「口座振替<振込み」なので、
「口座振替で前納」が最もお得
(からの変化球)
・同一生計親族の社会保険料控除を受けるには、支払者の証明が必要で、お金の出所に限らず、口座振替の場合口座名義に人になるので注意
4月の税金歳時記ご苦労様と言ったところですが、
参考書のような記述だけで無く、活用するためのヒントはもっと盛り込むべきかと。
私なら以下の三点を盛り込みます。
第一に、働いて自分の収入がある人は、可能な限り口座振替で前納を目指しましょう。
第二に、20歳を超えた学生の子供がいる家庭で家計に余裕が有るなら、納付してあげると、節税になるし、お子さんへの贈り物となりますね。
第三に、援助している親族がいて、年金保険料を払っている場合は、認められる可能性が有りますので、お金を出した証拠は残すようにしておきましょう。
以上、具体的な例を挙げるべきとの指摘でした。
おそまつ。
確定拠出年金が「iDeCo」になっても年金行政は相変わらず。
退職エントリーなるものを…
退職エントリーなるものを、「小っ恥ずかしいナルシスト仮面が」ケッと思ってた。
でも、書きたくなるものですね。退職して予定が消滅すると。
出来るだけ、退職者を見送った優秀な現職の方に向けて、前向きに書いて行きます。
まず、退職しても、即貧困とはなりません。安心してください。
退職金とか、失業保険がと言うことではありません。最後の給与が支給されます。後払いですからね給与って。あと、正社員としての見栄を張らなくなるし、意気消沈するので、節約生活即突入です。私の場合は、最後の給与は半月分となるでしょうか。とにかく急でしたので、経済的には急いで節約モード移行中です。
次に、退職で、自信喪失しても、無駄なこととは考えていないでしょう。
なぜなら、自ら変化することを選んだのですから。人によっては、「変わることが出来なくて成長しなかったから辞めたんだろ、負け惜しみだろ」とお考えでしょう。優秀な先輩であったなら成長の見られない後輩のせいで残業することもあったかもしれませんね。でも本質的に成長は自分のためですので、環境に価値が無いと判断した結果です。相性問題でしょうね。私の場合は、異業界への挑戦でしたので、成長出来なければ即退場となることは予期していました。残念ですが、適正はあまり無かったようです。
そして、退職者が辞めた職場に恨み言を抱いているかは、わかりません。
調べたくもありませんね。以前なら毎日夕方数時間説教し続けたリーダーとか、信用ならない発言を繰り返し、仕事をすべて独り占めし続けた先輩社員とかの「人間性って」とか書いたのでしょうが、今回の辞職で、組織と社会の恐ろしさを知った気がしています。
思い返せる限りにおいて、経営・管理側が「増員して改善」を意図しても、現場の本音が「現状維持」の場合、新人はまず排除されるということです。(新卒・中途限らず)新人は、経営側の現場へのメッセンジャーとして現場に入ります。現場の社員は業務をこなしている現状を肯定していますから、新人がもたらす「変化せよ」というメッセージを前向きに受け取れない場合が多いようです。それでも仕事が継続的に増えるのであれば、「猫の手」程度の力でも有りがたいと受け入れる気にもなるのでしょうが、社会状況は逆の方向を示しており、前向きに受け入れられないときが結構有った気がします。
思いつく範囲で言えば「少子化」問題が解決どころか悪化する日本社会が、先行き不安をあおり、新人を仲間にする意識が生まれずに、
結果「増員って要らなかったんじゃ」状態を新人が打破できずに退場
してきたのかとしみじみするわけです。そうか俺、またおなじ轍踏んでたのか。成長してない orz…
最後は後ろを振り返ってしまいましたが、捨てた職場に無かった変化と成長を求めて次の仕事を目指していきたいと締めておきます。
確定申告の判断材料投下。
確定申告の季節です。
申告必須の人はともかく、
株取引など、源泉徴取からの還付が受けられるなら申告しようかと、
考えている人もいるのではないかと思われます。
所得税と、住民税の課税ルールが異なるので、注意してください。
まずは情報提供まで。